EV-TUKTUK

EV-TUKTUK(トゥクトゥク)
取組紹介

PROJECT

プロジェクト発足の経緯

バンコクは渋滞が激しい。せめぎ合う車の間を観光客を乗せたTUKTUK(トゥクトゥク)が走り抜けていく。これが、私が2017年にタイに行った時の印象です。バンコクでは大気汚染が社会問題となり、タイ政府により、2022年にTUKTUKの電動化を目指すという発表がなされたのも、ちょうどこの時期でした。

2018年タイ子会社を設立し、設備作りの仕事を始めました。
今までの設備作りでお客さまに貢献することはもちろんですが、エンジニアの力を活かして、何かタイに貢献できる新規事業はないかと考えていたところ、EV-TUKTUKの製造に至りました。

2020年にはコロナ禍となりましたが、その間も現地スタッフが力を合わせて取り組み、様々なご縁から協力会社様との提携や、コンケーン県でのプロジェクト参加などに至り、2021年の夏に展示会に出展、2022年夏にタイで初めての販売に至りました。

プロジェクトが進む中、ふと地元の徳島を見たときに、善入寺島ではひまわりやコスモスの栽培をされており、そこをEV-TUKTUKで走ることができれば、気持ちいいだろうなと考えました。旧道には、ゆっくり走らないと気づかない名店もたくさんあります。
まずは自社での登録を目指しましたが、様々なハードルがあり、徳島工業技術センター様や協力会社様にご支援を頂き、少しずつ準備を進めてきました。

2022年5月の森のマルシェ@バンブーパークで展示をしたところ、予想外の反響があり大変驚きました。そのことがきっかけとなり、吉野川市様との連携があり、美郷梅酒祭での走行やふるさと納税の仕組みでのクラウドファンディングなどを目指しています。タイでは環境改善、日本では地域貢献に少しでも繋がればと思います。

代表取締役 横田 勝己

THOUGHT

担当者の想い

YOKOTA CORPORATION
(THAILAND)CO.,LTD.

TUKTUKは観光客が乗るものと認識されているかと思いますが、屋台やマーケットに食材や氷を運ぶための配送車としての役割もあります。バンコクだけでもおよそ1万車両が走っています。近年バンコクの環境悪化は深刻な状況であり、EV-TUKTUKを普及させることにより、少しでも環境改善に貢献できればという思いです。

直轄開発室

楽しい乗り物だと思います。自宅や営業所で充電して、近辺で気軽に乗り回していただきたいです。EVのメリットは、・ガソリンスタンドに行かなくても良い。ガソリンスタンドのない過疎地でも外にでられない大雨でも充電できる。・静か・ガソリン代より電気代の方が安くつく(らしい)などです!

海外事業部

TUKTUKは見た目がポップでレトロチックなデザインなので、実物を見るととても可愛く目を惹きます。観光地やイベントブースなどで活用いただくにはぴったりと思います!EVで環境にも優しいところも魅力です。TUKTUKに乗って町の新たな魅力を再発見するきっかけになると嬉しいです。

EXHIBITION

展示会の様子

2021年8月23日展示会@Thailand

2021年10月22日展示会(徳島ビジネスチャレンジメッセ)

2022年5月3日出展(森のマルシェ)